食べ物からでも口臭改善ができることは知ってますか?
みなさんこんにちは!
栄養士の鈴木です。
本日は口臭改善について食べ物の観点からお話させていただきます。
人はそれぞれ体に匂いがある様に、口の中にも匂いが存在しています。
正常な匂いの場合、生理的口臭と言いますが病気やその他の原因で他人に不快な気持を与える匂いとなる場合があります。
それを「口臭」といいます。
その口臭の中で原因となるのが
①食べ物や嗜好品②口の中③全身の病気④生理的口臭 などです。
口臭の原因は複数ありますが、食べ物による悪臭発生も原因の1つになります。
病気などが原因の口臭はすぐに対応できなくても、食べ物はパッと変えることができますよね。
食べ物には悪臭を生む物と、ニオイを軽減させてくれる物があります。
まずは口臭の原因となる食べ物や嗜好品をご紹介していきます。
食べ物の中では、ニンニクやネギ・ニラ・玉ねぎなど「アリシン」という臭い成分が肺から息として排出し口臭となります。
また納豆や乳製品・脂質の多い肉なども口臭の原因となります。
その中でも乳製品ではチーズ・牛乳など硫黄成分が多く含まれたタンパク質を口内細菌が分解して口臭の原因物質を作り出し口臭を発生します。
脂質の多い肉では体内で分解する際に悪臭を発するため、口臭となってしまうのです。
また嗜好品としましては、
たばこ・アルコールなどがあります。
アルコールは体内で分解されるときに発生する「アセトアルデヒド」というのが口臭の臭いの元となります。
アルコールによる身体の脱水作用により口が乾燥しやすくなると口内細菌の繁殖が活発になり口臭が起きやすくなってしまうため注意が必要です!
また口臭が起こりにくい食べ物には以下のものがあります。
①お水 ②りんご ③パイナップル ④レモン ⑤生野菜などです。
その他にもありますが、これらの食べ物には口臭を抑える成分が含まれているため、ニンニクやネギなど摂取する前に食べたり飲んだりすると口臭予防につながります。
また口臭対策としては食習慣も関わってきます✨
口臭対策として食習慣で大切な事は、
①1日3食食事を食べる
②1度の食事で食べ過ぎない
③こまめに水分補給をとる
④口臭を防ぐ効果のある栄養素を摂る
ことです。
最後の口臭を防ぐ効果のある栄養素とは「タンニンとカテキン」です。
カテキンやタンニンは殺菌・抗菌作用が強いため、口の中の菌の増殖を抑える効果が期待できます✨
カテキンやタンニンはりんごやブドウ・柿などに含まれています。
食べ物は人間の体を作るため、体臭や口臭にも大きく影響します。
食べ物や嗜好品・食習慣を見直すことでも口臭改善ができるため
もしも好きでたくさん食べる物が口臭を発生させていれば食べる頻度を見直したり食後に口臭ケアをしたりと口臭にも注意していきましょう!