口腔外科について
お口の中の様々なトラブルに対応します
口腔外科では親知らずの抜歯や歯が欠けたなどのお口のケガ、顎関節症などお口の中の様々なトラブルの診療を行います。
症状や原因は様々ですので、まずは正確な検査・診断を行うことが大切です。そのうえで症状に合わせて適切な治療を行いますので歯やお口の気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
CONSULTATION こんな場合はご相談ください
- 親知らずが痛い
- 口の中をケガした
- 顎がカクカクと音が鳴る
など
親知らずが痛い
痛みに配慮した親知らずの抜歯を行います
「親知らずが腫れている、痛い」「親知らずが横に生えていて、手前の歯が虫歯になった」という患者さんが多くいらっしゃいます。
「親知らずは抜きたいけど、抜くのが痛そう」そんなお悩みをお持ちではありませんか？
当院では親知らずの抜歯にできるだけ痛みが少なくなるように麻酔を行っています。
親知らずの抜歯の流れ
1 初診 親知らずの状態を確認
問診、触診、レントゲン撮影などで詳しく検査し状態を把握します。さらに患者さんにわかりやすく説明します。痛みや腫れなど炎症がある場合は、洗浄・消毒を行い、抗生剤を処方します。安全のため、初診日当日の抜歯は行っておりません。
2 抜歯
腫れや炎症がなくなった状態で抜歯を行います。できるだけ痛みの少ない麻酔を行います。処置時間は普通抜歯30分程度、埋まった親知らずの場合は1時間ほどです。
3 抜歯後の消毒と確認
翌日に抜歯した部位の消毒と治癒の確認をします。
4 抜糸
抜歯後約1週間後に抜糸をし、治療終了です。
親知らずの
よくあるご質問にお答えします
Q 親知らずは必ず抜いたほうが良いですか？
痛みがなく、口の中に違和感があって不快だということがなければ慌てて抜くことはないと思いますが、噛み合う歯がない場合や、歯並びに影響が出る場合、物が挟まりやすく、親知らずの前の歯が虫歯になりやすい時などは、抜くことお勧めします。
精神的に余裕があり、重要な予定がしばらくない時を見計らって抜くと良いと思います。
親知らずの状態や噛み合わせの状態などを詳しく拝見し最善の方法をご提案しますので、一度ご相談にお越しください。
Q 3本の親知らずを同時に抜きたい
2～3回に分けて抜歯を行うことをお勧めします。下の親知らずを抜いた場合は腫れが出やすいので、左右同時に抜歯すると食事しづらくなったり、身体の負担が大きくなるからです。どうしても回数を少なくするのであれば、1回目で上下抜歯、2回目にその反対側というようにした方が良いでしょう。
Q 完全に埋まっている場合はどのように抜歯しますか？
腫れや痛みがなく、将来正常に生えてくる可能性が高い場合、親知らずの歯が骨や歯肉の中に潜り込んでいる場合は、抜かなくても大丈夫なこともあります。完全に埋まっている状態にも数種類あり、親知らずが水平になっている場合は抜歯の難易度が高くなります。
Q 痛みや腫れが心配です・・・。
抜歯した後はしばらく出血があるかと思います。かさぶたの状態になるまで血が出やすいため、アルコールや運動、長時間入浴などの血行が良くなることを避けてください。もし血が出るようならば清潔なガーゼを咬んで出血を止めます。よく出血を心配してご相談をいただきますがガーゼに少量の血がつく程度や唾液に血が少し混ざる位の出血は正常です。抜歯後の腫れは、体の刺激に対する正常な反応です。術後2日程度で治まってきます。抜歯後の痛みは通常1～3日程度続くことが多いようですが、痛みの感じ方は個人差があり「さほど痛くなかった」とおっしゃる方もいます。痛み止めの処方をしますのでご安心ください。
歯が欠けた
歯が欠けた場合は放っておかずに
治療を受けるようにしましょう
歯は表層が『エナメル質』で最も硬く、中身は『象牙質』、中心は『歯髄』といって血管と神経が通っています。
歯が欠けてしまった場合、放っておくと噛み合わせの”相手先の歯”が噛み合わせを合わせようとし、伸びてきてしまうケースがあります。
また、象牙質が現れている場合は特に、歯牙質は削れやすく、虫歯になりやすいため口臭の原因になったり、欠けた部分で頬を傷付け口内炎などの原因にもなります。体に栄養素を取り込む入り口は口であり、歯の疾患は万病の元です。
治療方法
歯は表層が『エナメル質』で最も硬く、中身は『象牙質』、中心は『歯髄』といって血管と神経が通っています。
歯が欠けてしまった場合、放っておくと噛み合わせの”相手先の歯”が噛み合わせを合わせようとし、伸びてきてしまうケースがあります。
また、象牙質が現れている場合は特に、歯牙質は削れやすく、虫歯になりやすいため口臭の原因になったり、欠けた部分で頬を傷付け口内炎などの原因にもなります。体に栄養素を取り込む入り口は口であり、歯の疾患は万病の元です。
| 歯の状態 | 考えられる治療法 |
|---|---|
| 歯の一部が欠けたとき | インレー |
| 歯全体に被せる | クラウン |
| 歯が1本～数本なくなったとき | ブリッジ、部分入れ歯、インプラント |
| 数本歯が残っているか、全くない場合 | 部分入れ歯、総入れ歯、インプラント |