口臭と朝食
日々忙しく過ごしていると、朝食を抜いてしまうことがあります。中には、基本的に朝食は摂らないという人もいるでしょう。
しかし、そういった人は、口臭に気を付けなければいけません。
じつは、口臭は、朝起きてすぐがもっとも強いというデータがあるのです。これは、夜間、寝ている間に細菌が増殖してしまうことと、空腹によるものが原因です。
そのため、ほとんどの場合、朝食を摂ることで、口臭がなくなります。食事の臭いが気になって、朝食を抜く人もいますが、食事中に分泌される唾液が、口臭の原因となる細菌を洗い流し、殺菌するため、食事をしないというのは逆効果なのです。
もちろん、朝の歯磨きでも口臭は緩和されますが、空腹の状態では、口内ではなくお腹からも臭いが漏れるため、完全ではありません。
また、朝食後も、昼食前と夕食前には、同じように口臭が強くなる傾向があります。唾液で洗浄された細菌が、唾液の分泌が減る食事と食事の間に増えてしまうのが原因なのです。
つまり、口臭を効果的に抑えるためには、唾液の分泌が重要なわけです。そのため、食事と食事の間に口臭が気になるようであれば、チューインガムなどを噛んで唾液の分泌を促すことで、細菌を洗い流して口臭を抑えることができるでしょう。
ただし、食後すぐにでも口臭が強く残ってしまう場合は、歯周病などが疑われますので、ぜひ歯科医へご相談ください。
当院では、歯周病治療を行っております。
お口や歯の事でご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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