入れ歯の痛みの対処法
取り外し式の入れ歯を入れている方は、しばしば入れ歯の痛みが悩みになります。
特に作ったばかりの入れ歯は、うまく歯ぐきに馴染まずに、靴擦れのような痛みを起こしてしまう事があります。
早めに歯科医院を受診して、調整をするのが良いですが、すぐに受診できない場合には、「入れ歯安定剤」を使う方法があります。
入れ歯安定剤は、入れ歯が痛い時、ガタつく時、動く時に、入れ歯と顎を密着させ、入れ歯を安定させるものです。
ドラッグストアなどで簡単に手に入るので、応急的な対処法としてはおすすめです。
入れ歯安定剤には、クリームタイプ、パウダータイプ、シートタイプ、クッションタイプがあります。使いやすいものを使用すると良いでしょう。
ここで注意して欲しいのは、あくまで一時的な使用にとどめるという事です。
入れ歯安定剤を使う事で、不均等な圧力がかかり歯ぐきが痩せてしまう事、噛み合わせに影響し顎の骨を傷めてしまう事があります。
また、安定剤周囲に汚れが溜まると、不衛生になり、雑菌が繁殖し、粘膜に炎症を起こす事があります。
入れ歯が合わず、痛みが出てしまった場合、応急的に入れ歯安定剤を使う事で、痛みを緩和する事ができます。その後は、できるだけ早く受診をするようにしましょう。
保険の入れ歯がなかなか合わない場合には、自費治療で作製する事ができる、金属床義歯、ノンクラスプデンチャーなど、フィット感の強い入れ歯を検討する事もおすすめです。
当院では入れ歯治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.asai-implant.net/1535denture/