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小児の口唇閉鎖不全に関して

こんにちは。歯科医師の大西です。
本日は小児の口唇閉鎖不全についてお知らせをさせて頂きます。
唇を閉じる力である口唇閉鎖力が低下していると正常な鼻呼吸が出来ず、口呼吸になりやすくなります。
口呼吸のデメリットとして
・口の中が乾燥して虫歯・歯周病・口臭の原因になる。
・風邪やインフルエンザのウイルスが体内に入りやすくなり、発症しやすくなる。
・喉や扁桃腺が乾燥することにより細菌が増殖し、扁桃腺肥大が引き起こされたり、アレルギー疾患にかかりやすくなる。
・口唇と舌の力のバランスが不均等になるため、出っ歯になるといった嚙み合わせの異常が起きやすくなる。
などが挙げられます。
当医院では口唇閉鎖力測定器を導入して、口唇閉鎖力検査を行っています。何か気になる事や知りたいことがあればお気軽にご相談ください。