インビザラインと歯周病の関係
マウスピースを装着することで歯を綺麗に並べていく矯正方法のインビザラインですが、重度の歯周病を患っている方はインビザライン矯正をはじめ、矯正治療自体が出来ないことがほとんどです。
その理由として、重度の歯周病は歯を支えている骨を溶かしていき歯がグラグラになっています。そこで、歯を並べるために矯正器具で歯に力をかけてしまうと歯が抜けてしまう恐れがあるからです。
平成23年の厚生労働省が行った歯科疾患実態調査では15歳以上の約77%の人が歯周病にかかっていて約3人に2人が歯周病にかかっていると言われています。
歯周病になると、まず初めの症状として歯ぐきが腫れぼったく赤くなり歯磨きをした時などに出血がみられ、その後歯周病が進行していくと歯がグラグラになってしまうだけでなく、口臭などもきつくなってしまうので普段から歯周病の予防に力を入れてください。
歯科医院でのクリーニングも大切ですが、ご自身のブラッシングで常にお口の中のプラークを除去しておくことが重要です。
正しい歯磨き方法で歯を磨けているか気になる方はぜひ歯科医院の定期検診などの時に聞いてみてくださいね!
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