院内勉強会
こんにちは。衛生士の新井です。
最近、歯科衛生士全員で勉強会を行いました。
内容としては、『シャープニング』です。
私たち歯科衛生士が歯石を除去するのに欠かせない道具に
スケーラーというものがあります。
スケーラーにはいろいろな種類があり、
歯の形態や部位、歯石の量や硬さなどに合わせスケーラー
を選択しています。
歯周病の治療の際に歯茎の中に溜まった細菌性の汚れ、歯石を確実に取り除くことが必要になります。
その際にスケーラー,キュレットという特殊な道具を使用するのですが,その刃先が鋭利でないと汚染物質が取り除けません。
なので、その刃を常に切れるようににしておく必要があるので、そのために「道具の研ぎ」が必要になります。これをシャープニングといいます。
きれいにシャープニングされたキュレットで汚れが除去された歯肉の治りはとてもきれいですが
逆に、しっかりとシャープニングができていないと、歯石や細菌性の汚れは確実にとれません。
日々の練習が必ず必要になってきます。
目的としては、能率と感覚の向上、患者さんへ与える不快感と危険の防止。
刃の原形(角度)を維持しながら変形した刃部を砥石ですり減らし、元の切れ味に復元する動作です。
日々、課題と目標をもって診療をし、
患者さんにより良い治療を受けていただけるよう、院長先生をはじめスタッフも日々新しい事を学び、知識の共有をするため勉強会を行っています。