歯の神経をとる「根管治療」について
虫歯が大きい場合には、歯の中にある神経に虫歯菌が到達してしまい強い痛みを伴うことがあります。その際には、歯の神経をとる「根管治療」という治療が必要になります。
今回は根管治療がどんな流れで行われるのが、簡単にお話していきます。
<根管治療の流れ>
1. まず治療に入る前に痛みを感じないようにしっかりと麻酔をします
2. 麻酔が聞いたら虫歯を削り神経の入り口が出るまで歯の中を削っていきます
3. 神経の入り口が空いたら、針のような専用の器具で神経を取り除いていきます
(最低でも3回ほどかかります)
4. 神経が入った管をキレイに洗浄していきます
5. 神経が入っていた管がキレイになったら、専用の薬を詰めて根管治療は完了です
根管治療が無事に終わってから初めて、被せ物を作るための治療が始まります。神経をとる治療はその後の歯の予後を決める重要な治療になります。
しっかりと終わらせるためにも、決められた期間で治療に通うようにしましょう。途中でやめてしまったり根管治療の途中で歯科医院に行かなくなってしまうと、さらに悪化してしまいます。
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