矯正治療後に歯が後戻りを起こしてしまう原因
矯正治療後、キレイに歯並びが整い満足していたら歯が後戻りを起こしてしまった!なんて方も少なくありません。美しく並んだ歯並びをキープするためにも、矯正治療後に行う保定期間はとても重要です。
ではどうして、歯の後戻りが起こってしまうのでしょうか?
■「保定」が不十分
矯正治療により歯がキレイに並んでも、その後歯や噛み合わせが安定するには長い時間がかかります。治療後にしっかり保定期間を設けないことにより、歯は元の位置に戻ってしまいます。
■顎の骨がアンバランス
矯正治療後は、顎の骨がアンバランスな状態になります。そのため、歯列不正が再び起こってしまうことがあります。子供の頃に矯正治療をしたり、遺伝的なものが理由になります。
■矯正治療期間が不十分
矯正治療により、歯を動かすペースは1ヶ月に1mmほど。そのため歯がキレイにならび噛み合わせにも問題がないまでになるためには長期間かかってしまうのが矯正治療です。早く装置を外したいからと、計画よりも早めに終わらせてしまっては治療後に歯の後戻りや噛み合わせの不具合を起こしやすくなります。
■口や舌のクセ
舌を動かすクセや、歯ぎしりなで歯に力がかかることにより、歯が動いてしまうことがあります。早めにクセを辞めるようにトレーニングを行う必要があります。
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