クリーニングの頻度
クリーニングは、歯科医で医師や歯科助手が専用の道具や薬剤を使ってお口の中をきれいにすることです。
普段の歯みがきでは届かない部分の歯垢や、歯みがきではとれない歯石を除去し、フッ素の塗布などを行って歯を守ります。
そんなクリーニングですが、どのくらいの頻度で行くのが良いか、分かる人はあまりいらっしゃらないかもしれません。
今回は、そんなクリーニングの頻度をお伝えします。
・虫歯や歯周病のない人は、年に2回から3回
歯の治療経験がほとんどなく、今も虫歯がない人は、4から5ヶ月に1回程度で良いでしょう。こういう人は歯みがきもうまいことが多いですが、どうしてもみがき残しはできてしまうので、年に2回ほどメンテナンスがてらにクリーニングをすることで、歯の寿命を延ばせます。
・何度か虫歯の治療をしている人は、年に4回程度
一般的には、ここに該当する人がほとんどです。
何度か歯科に通って歯を削ったり詰めものをしたりした人は、3ヶ月に1回程度が妥当です。このレベルの人は歯みがきにあまり自信がないことが多く、実際に軽い歯周病になっていることも少なくありません。
3ヶ月に1回程度、クリーニングと検診をすれば、軽度のうちに治療できますので、お口の健康をキープできるでしょう。
・重い歯周病の人、歯科医で治療を繰り返している人は年に12回
現在、重い歯周病になっている人や、虫歯や歯周病の治療を繰り返している人は、歯みがきがあまりうまくない可能性が高いです。そういった人は、毎月プロにきれいにしてもらって、お口の中のメンテナンスをしっかりとしておきましょう。
お口や歯のことでご不安な点がございましたらお気軽にご相談ください。
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