仕上げ磨きのポイント
小さなお子さんがいる方は、毎日仕上げ磨きをしていますか?
子供、特に乳幼児は、まだ自分では上手に磨く事ができないので、仕上げ磨きが必須です。毎日、必ず寝る前には仕上げ磨きをする事が大切です。
今日は仕上げ磨きをする時のポイントをお話していこうと思います。
毎日、仕上げ磨きをしていても、きちんと磨けているのか?と不安になる事もあるでしょう。子供は嫌がったり動いたりして、長時間磨く事が難しいので、ポイントを抑えて磨いていきましょう!
<仕上げ磨きのポイント>
・ 上唇小帯に注意!
上唇をめくった時に付け根のあたり筋のようなものがあります。これを上唇小帯といいます。上唇小帯をブラシで擦ってしまうと痛いので、注意する必要があります。
歯ブラシを持っている手と反対側の手の人差し指で、小帯を押さえて、カバーするようにして、磨くようにしましょう。
小さな子供が、上の前歯を磨くのを嫌がる場合、もしかすると上唇小帯に歯ブラシが当たって痛みがあったのかもしれません。
・ 磨く順番を決めて磨く
やみくもにあちこちを磨くと、必ず磨き残しができてしまいます。順番を決めて磨くようにすると、磨き残しが少なくなります。
例えば、上の歯の外側を奥から順に磨く、次に上の歯の内側、下の歯の外側、下の歯の内側というように、くまなく磨けるように順番を決めて磨きましょう。
・ 本人磨き用歯ブラシと仕上げ磨き用は歯ブラシの2本を用意
小さな子供で、まだ上手に磨けなくても、自分で歯を磨く習慣は大切です。自分で磨かせた後に、大人が仕上げ磨きをしてあげる順番になります。
その際、歯ブラシは分けるようにしましょう。子供用のものは、持ち手が太く握りやすく、長さが短い扱いやすいタイプのものがオススメです。
お気に入りのキャラクターもので、子供の気持ちを盛り上げるのも良いでしょう。
仕上げ磨き用は、持ち手が細長くストレートで、ヘッドは小さめのものがオススメです。
これらのポイントを参考に、毎日、楽しく歯磨きを習慣にしていきましょう!
当院では、小児歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 https://www.asai-dc.net/trouble/child/