歯周病と口臭の関係
口臭が起こる原因のひとつに歯周病があります。
歯周病が進行すると、強い口臭が現れる事があります。歯周病が原因となる口臭は、臭いが強いのが特徴です。
歯周病になると、お口の中で歯周病菌が増殖します。歯周病菌自体が、臭いのもととなるメチルメルカプタンや硫化水素を産生し、口臭となります。
また、歯周病は進行すると、歯ぐきや歯槽骨など、歯の周囲の組織を破壊するようになります。次第に膿が出るようになるので、膿そのものが臭いを発し、口臭となります。
歯周病による口臭を改善するには、とにかく歯周病の治療が必要です。歯周病の治療は、歯科医院で行う処置だけでなく、自宅で行うケアも同じ位大切です。
できるだけ歯周病菌の少ないお口の中を作っていくのです。
デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間部分の細菌をしっかりと除去していきましょう。1日2回〜3回の歯磨きでは磨き残しの無いように、順番をきめてくまなく磨いていきましょう。
歯周病は、強い口臭が特徴ですが、いくら強い臭いでも、自分自身では臭いに慣れてしまって、臭いに気がつかない事もあります。臭いを自己判断するのは難しく、かといって人から指摘されにくい問題なので、「口臭があるかどうか気になる!」という場合には、一度受診する事をおすすめします。
当院では、歯周病の治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
あさい歯科クリニックのホームページはこちら
http://www.asai-implant.net/