骨が溶け始めるのは歯周病のどの段階なの?
歯周病は現代病の一つともいえるほど、多くの方が抱えるトラブルとなっています。そんな歯周病ですが、一度骨が溶け始める段階になってしまうと、いくら歯科的治療を行ったとしても元の健康な状態にすることはできません。いつまでも健康な自分の歯を持ち続けるためには、歯周病は早い段階での治療が欠かせないことがわかります。
では歯周病のどの段階で骨が溶け始めるのでしょうか?多くの方は歯周病の終期になってから骨が溶け始めると思っていますが、実は歯周病の中期に骨は溶け始めます。中期の症状としては、歯周ポケットが深くなり、歯茎の下の方にも歯石が出来てしまっている状態です。この症状がみられているのは、とても危険な状態であることを理解してください。
つまり歯周病は初期での治療が欠かせないのです。初期の症状は歯茎の腫れなどです。このように少しでも違和感・異常がみられるのであれば、早めの歯科医院での治療を受けるようにしてください。それに加えて定期的なクリーニングや歯周病検査なども効果的です。まずは当院にて自分の今のお口の状態を知るためにお越しください。適切な治療と指導を行います。